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JFE東日本・小松勇輝が吉報待つ 高校同期の阪神森下らがプレーするNPBへ 24日ドラフト会議

スポーツ報知 / 2024年10月21日 20時12分

JFE東日本・小松勇輝内野手(カメラ・臼井恭香)

 プロ野球のドラフト会議が24日、都内で行われる。JFE東日本硬式野球部に所属する小松勇輝内野手(24)はドラフトが解禁される今年、候補として名乗りを上げている。

 東海大相模でセンバツ4強と結果を残し、東海大に進学。1年からベンチ入りしていたが、3年春に右膝の前十字靱帯を断裂。「(プロは)だめだと思って。実力もなかった」とプロ志望届は提出せずに社会人入りを決断した。

 JFE東日本では遊撃手として主に上位打線を担う。ルーキーだった昨年はとにかく経験を積んだ。「1年目だったので思いっきりやった。良いときも悪いときもあったけど経験させてもらったのはすごくよかった」。都市対抗野球に補強選手として出場し、違うチームのやり方を学ぶこともあった。

 ドラフトが解禁となる今年は、プロを意識して野球に取り組んだ。「守備が去年よりもよくなった。ハンドリングとか、捕るのがうまくなった」と成長を実感。以前から指摘されていた力の入れ具合を調整し、元から自信のある送球に加え、「自然と打球の入り方がよくなった」と守備の総合力がアップした。

 高校の同級生では森下翔太(阪神)、大学の先輩では山﨑伊織(巨人)がNPBでプレーしている。「身近な人がプロに行ってすごいなって。プロでやってみたいと思うようになった」と小松。再び同じ舞台でプレーすることを望み、運命の日を迎える。

◆小松 勇輝(こまつ・ゆうき)2000年10月7日、神奈川県・藤沢市生まれ。24歳。八松小1年時に辻堂イースタンジュニアで野球を始める。明治中時代は湘南ボーイズ所属。東海大相模では1年からレギュラーで最高成績はセンバツ4強。東海大では1年からベンチ入りし、4年春にベストナインを獲得。50メートル6秒0。遠投120メートル。173センチ、78キロ。右投左打。

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