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白河ボーイズ、延長10回の激闘制した! 地元ナイターで勝利…ゼット杯東日本選抜大会

スポーツ報知 / 2024年10月23日 7時40分

4回に右越え二塁打した佐藤は3安打の活躍

◆ゼット杯第36回日本少年野球東日本選抜大会 ▽1回戦 白河ボーイズ(東北南)3―2坂戸ボーイズ(埼玉西)=延長10回、9回からタイブレーク=(10月12日・大信球場)

 2年生以下の新チームで秋の東日本ブロック王者を決めるゼット杯第36回東日本選抜大会が12日、福島で開幕した。東北からは5チームが参加。白河ボーイズ(東北南・福島)は延長10回タイブレークを制して坂戸ボーイズ(埼玉西)に勝利。寒河江ボーイズ(東北南・山形)は初戦で全国優勝経験がある湘南ボーイズ(神奈川)をコールドで下した。3チームは初戦敗退。白河、寒河江も2回戦で敗れた。

  ※  ※  ※

 カクテル光線に照らされて白河ナインがキラキラ輝く大きな白星を挙げた。延長9回から1死満塁スタートのタイブレークとなったが両軍無得点。延長10回決着だった。

10回1死満塁で小林主将が粘って押し出し四球を選んだ。「チーム全員の気持ちです。それが勝ちにつながった」と笑みが広がった。

 4番・一塁の1年生・佐藤がけん引した。2回に中前安打で出塁し、朶の左越え三塁打で先制のホームを踏むと、4回には右越え二塁打を放ち、生田目の適時打で2点目の生還。4打数3安打の活躍を見せた佐藤は「変化球を流す意識を持っていた」と笑顔。小学6年で楽天ジュニアに選出された178センチ、83キロの背番号3が大活躍だ。

 タイブレークのピンチでは途中出場の二塁手・八代が堅実なプレーを連発。國分清昭監督(47)が守備力を高く評価する八代が鉄壁の守りで貢献した。

大信球場はホームグラウンド。5回から照明が点灯されたが、平日もナイター練習を行っており、地の利も生かした白星だった。

 〇…白河グリーンスタジアムで行われた開会式では白河・小林隼大主将(2年)が選手宣誓を行った。小林主将は2011年の東日本大震災にも触れ「苦しい時でもみんなと助け合うことで乗り越えられると信じています」と宣誓した。また、今年8月の選手権大会で優勝しMVPにあたるボーイズリーガー賞を獲得した宮城仙北・阿部琉生(3年)のゴールデングラブの授与式も行われ大きな拍手を浴びた。捕手のため黄金のミットをプレゼントされた阿部琉は「うれしい。家に飾ります」と笑顔だった。

 【白河ボーイズ・登録メンバー】※は主将

 ▽2年生 ※小林隼大、根本翔琉、熊倉一誓、金田悠生、佐久間悠羅、矢吹滉

 ▽1年生 本宮奏翔、佐藤蓮仁、朶謙慎、生田目耀太、小野寺優志、中野目蓮虎、宗田映登、渡邊千真、鈴木奏汰、青山瑠聖、八代羚暖、鈴木彪斗、上田伊吹

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