【高校野球】東海大札幌が北海破り１０年ぶりＶ 現校名初のセンバツ出場当確

先制２ランを放った東海大札幌・太田勝馬（左）は、絶叫しながらベンチに戻る

◆第７７回秋季全道高校野球大会　▽決勝　東海大札幌２―０北海（２４日・プレド）

　東海大札幌が昨年王者の北海を下し、１０年ぶり６度目の優勝を果たした。東海大四時代に全国準優勝を果たした２０１５年以来のセンバツ出場を確実にした。

　昨秋と同一カードとなった一戦。両チーム無得点の４回１死二塁から４番・太田勝馬一塁手（２年）が左翼ポール直撃の２ランを放ち２点を先制すると、先発の最速１４３キロ左腕・矢吹太寛（２年）が５回無失点と好投。６回からマウンドに上がった背番号１の高橋英汰（２年）もリードを守り切り、最大４点リードから敗れた昨秋決勝のリベンジを果たした。

　来春のセンバツ代表校に選出されれば、２０１６年の校名変更後、春夏通じて初の甲子園出場となる。