クリスチャン・デムーロ騎手が２年ぶりの来日 ダノンベルーガの天皇賞秋は「いい結果がついてくると思います」

栗東トレセンを訪れたC・デムーロ騎手

　２４日、２年ぶりに短期免許を取得するクリスチャン・デムーロ騎手（３２）＝イタリア＝が、免許取得の手続きのために栗東トレセンを訪れた。

　フランスを拠点にしているＣ・デムーロ騎手は今年のフランスリーディングで４位。昨年の凱旋門賞をエースインパクトで優勝するなど、欧州で活躍をみせている。「（日本に）帰ってこられて本当にうれしいです」と笑顔をみせた。

　天皇賞・秋は２２年にシャフリヤールで参戦して５着。今年はダノンベルーガとのコンビで挑む。「海外でも一緒に対戦していて、よく知っています。中団から脚を伸ばせる馬で、いい結果がついてくると思います」と自信をみせた。

　これまでＪＲＡでは１９５勝、重賞１３勝（Ｇ１・４勝）をマークしており、今回も勝ち星量産が期待される。「いっぱい勝ちたいですし、Ｇ１も勝ちたい」と意気込んだ。身元引受調教師は栗東の斉藤崇史調教師。契約馬主は吉田勝己氏で、免許期間は２６日から１２月２５日までとなっている。