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ジョーンズHC、ニュージーランド戦控え「寝られないくらい緊張している」 昨夜は午前1時半に起床も「いい緊張」

スポーツ報知 / 2024年10月24日 19時37分

ラグビー日本代表のエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ

 ラグビー日本代表は26日に神奈川・日産スタジアムで「リポビタンDチャレンジカップ2024」のニュージーランド代表(NZ)戦に挑む。24日は試合登録メンバーが発表され、エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)が横浜市内で会見。「この試合はシーズンで一番大事な試合。若いチームが、新しく歴史を作るチャンス」と、世界ランク3位からの大金星に闘志を燃やした。

 日本は昨年のW杯準優勝のNZと、過去7戦全敗。オールブラックス戦を前に、指揮官は「寝られないくらい緊張している。昨日も午前1時半に目覚めて寝ようとしたが、寝られなかった」と明かした。一方で「緊張していなければ、そっちの方が心配」とジョーンズHC。「いい緊張感を持っている。私はコーチとして、選手のためにできる準備はしてきたと自負している。緊張をした際にも、いかに自分たちがいい準備をしてきたかを思い返したい」と、重ねたトレーニングに自信ものぞかせた。

 NZ戦では、昨年のW杯主将のフランカー姫野和樹(トヨタ)が先発復帰。「接点周りでも力強いキャリーができる」と、同HCは期待した。最後方のFBには、早大2年の矢崎由高が構える。エディー・ジャパンで急成長を遂げる20歳に、主将のSO立川理道(東京ベイ)は「練習の態度、日々の姿勢もすごくいいので。いいプレーをしてくれると思う」と語った。

 ジョーンズHCは、この一戦を「人生をかけて戦う試合」と位置づける。掲げる「超速ラグビー」で規律高くプレッシャーをかけ続け、攻め続ける。「土曜日(26日)にパフォーマンスを残すということは、我々の夢だけではなく、今後の日本ラグビーを担っていく子どもたちの自信であり夢でもあることを、選手たちは自覚しないといけない。責任は自覚している」と、言葉に力がこもった同HC。王国との大一番へ「準備は万端」と、腕をまくった。

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