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「プロで長くやれる投手に」ヤクルト・ドラ1は高校時代公務員志望の堅実派 大学で急成長し最速160キロ

スポーツ報知 / 2024年10月25日 5時55分

1位指名された愛知工大・中村優斗は親会社ヤクルトの製品を飲みほす(カメラ・臼井恭香)

◆2024年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD(24日)

 ヤクルトから単独1位指名を受けた最速160キロ右腕の愛知工大・中村優斗投手(21)が、セ・リーグ日本人最速の163キロと巨人・坂本斬りの夢を掲げた。

 愛知・豊田市の同校で会見し、対戦したい打者に巨人・坂本を挙げた。同じセ・リーグとなり、「父が巨人ファンで幼い頃からずっと見ていて、かっこよくて憧れがあった。やっと同じ舞台で戦える」と思いをはせた。

 現在の最速は160キロ。大谷、佐々木に並ぶNPB日本人最速165キロへの期待がかかるが、「まずは163ぐらい」と謙虚(?)な目標を設定。「まだフィジカル面も弱いので強くすればもっと伸ばせるんじゃないかな」と自信も見せた。セの日本人最速は20年藤浪(阪神)の162キロ。まずは、その更新を目指す。

 長崎・諫早農では公務員志望。元ロッテの愛知工大・平井光親監督(57)に誘われて野球を続けて急成長し、3月には侍ジャパントップチームに選出されるまでになった。球界最年長44歳・石川のように「プロで長くやれる投手になりたい」と誓った中村が、来季から神宮を沸かせる。(臼井 恭香)

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