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藤井聡太竜王、過去3戦3勝と好相性の仁和寺での竜王戦第3局スタート…2局ぶり角換わり

スポーツ報知 / 2024年10月25日 9時39分

駒を並べる藤井聡太竜王(左)と挑戦者・佐々木勇気八段(日本将棋連盟提供)

 藤井聡太竜王=名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖と合わせて七冠=に佐々木勇気八段がタイトルに初挑戦している将棋・第37期竜王戦七番勝負第3局1日目が25日午前9時、京都市右京区の「総本山仁和寺」で始まった。26日との2日制で指される。

 年内最後の番勝負の藤井は第1局を快勝して白星発進としたが、2局目は佐々木の封じ手への対応から形勢を損ない続けて、1勝1敗のタイに。世界遺産の同寺では2019年から6年連続で竜王戦の対局場となっており、4連覇=永世竜王王手を狙う藤井にとって仁和寺決戦は3戦3勝と相性がいい。

 先手は藤井で飛車先に歩を突くと、佐々木は角道を開け、8、9手目で、第1局以来の角交換。その後、14手目で佐々木が2筋に飛車を振った。開始30分で16手目まで進行した。

 持ち時間は各8時間。1日目は昼食休憩(午後0時30分~1時30分)を挟み、午後6時を過ぎると手番が次の一手を封じて、2日目の翌26日に指し継ぐ。

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