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【中日】井上一樹監督が関大・金丸夢斗に指名あいさつも謝罪会見に「はしゃぎすぎました」

スポーツ報知 / 2024年10月25日 16時15分

ドラフト1位指名された関大・金丸夢斗は、井上一樹新監督(右)からドラフト会議の入場パスをかけられて笑顔をみせる(カメラ・義村 治子)

 中日の井上一樹監督が25日、大阪府吹田市内の関大を訪れ、1位指名した同校の金丸夢斗投手に指名あいさつを行った。

 24日に行われたドラフト会議で、巨人、DeNA、阪神と4球団競合の末、井上監督が見事くじを引き当てて、交渉権を獲得。くじを開くなり、左手の拳を振りかざし、自球団の円卓を指さした。「脱臼した」と笑いを誘ったガッツポーズは、ネット上でも話題となった。

 あの興奮から一夜明け、「(一仕事終えて)ぐっすり寝られたよ」と満面の笑みで大阪入りした指揮官。この日、新幹線のホームやホテルのロビーでは、すれ違う人から「肩、大丈夫?」と聞かれたようで、「はしゃぎすぎました。この場をお借りして、謝罪させていただきます」と頭をかいた。「それでも、それぐらい(ほしかったという)僕の熱意は伝わったかなと思う。(肩は)もう全然大丈夫」と左肩を回して、白い歯をのぞかせた。

 井上監督と初対面を前に、少し表情が硬かった金丸だが、あいさつをした際には開口一番に「あれだけのガッツポーズをしていただいて、ありがとうございます」と喜びを伝えた。

 選手と監督で立場は異なるが、監督1年生”と“プロ1年生”の2人。「初年度ってことで、同じスタートラインで(来季に)臨みたい」と話す指揮官の熱意を受け取めた左腕は、「『息の長い選手になれ』と言っていただいたので、その通りになれるように頑張りたい」と覚悟を強めた。

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