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37年ぶり出場の仙台大、念願の地元開催で全力疾走誓う…全日本大学女子駅伝対校選手権27日号砲 

スポーツ報知 / 2024年10月26日 6時50分

地元開催の全国舞台に向けて練習を積む仙台大の選手たち(カメラ・秋元 萌佳)

 第42回全日本大学女子駅伝対校選手権(報知新聞社後援、6区間38キロ)が27日、仙台市内で開催される。37年ぶり3度目の出場となる仙台大は、門脇くるみ主将(4年)を中心にチーム力の高さが武器。念願だった地元開催の全国舞台で、全力疾走を誓った。

 21年に「女子駅伝ブロック」が設立されてから本格的に活動を始めた仙台大。発足時から尽力してきた川中敏也コーチは「人が集まらなかったところから始まった中、選手たちの力で一つの目標が達成できたことがうれしい」と感無量だ。

 9月29日の東北地区代表選考会で総合2位となり、1位の東北福祉大がシード校のため37年ぶりに全国切符をつかんだ。前回出場時の1987年は大阪開催だったため、地元を走るのは初。毎年、大会運営を手伝っていただけに、門脇主将は「輝いて見えていた選手の立場に自分たちが立てるというのは不思議な感じ」と笑う。

 唯一の4年生で専門は800メートルと中距離だが、「せっかくなら後悔しないようにチャレンジしよう」と9月上旬から駅伝に向けての練習を開始した。代表選考会では2区3キロを区間3位と健闘し、門野洋介監督も「予想よりかなりいい走りをしてくれた」と評価。門脇も「駅伝だと皆で走る分、つらい時にも頑張れる」とタスキをつなぐ楽しさを感じている。

 大学集大成のレースに向け「全力を出し切って笑顔で終わりたい」と意気込む。「地元のチームとして、皆に元気を与える走りができたらうれしいです」と仙台の風を感じて夢舞台を駆け抜ける。(秋元 萌佳)

 〇…レースの流れをつくる1区には伊東舞莉彩(2年)が出走する可能性が高い。今年は日本インカレ1500メートル決勝で10位となる実力を持ち、昨年は東北学連選抜で1区を走った。「去年はラスト1キロでバテてしまった。今年は反省を生かして呼吸を整えながら最後までいい走りをしたい」と力を込める。目標としてきた舞台に向け「先頭に食らいついて、最後まで諦めずに自分の粘り強い走りを見せたい」と語った。

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