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大谷翔平、世紀のWS第1戦に「1番・DH」先発出場 ヤンキース・ジャッジとの“世界最強”争い開幕

スポーツ報知 / 2024年10月26日 5時0分

◆米大リーグ ワールドシリーズ第1戦 ドジャース―ヤンキース(25日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が25日(日本時間26日)、4戦先勝のワールドシリーズ(WS)第1戦、本拠地・ヤンキース戦に「1番・DH」で先発出場する。WSでは09年に自軍を世界一に導く3発でMVPに輝いた松井秀喜(ヤンキース)以来、日本人2人目の本塁打に大きな期待がかかる。

 メジャー7年目で初出場のポストシーズンは、パドレスとの地区シリーズ、メッツとのリーグ優勝決定シリーズとここまで全11試合に「1番・DH」でフル出場し、打率2割8分6厘、3本塁打、10打点、0盗塁。得点圏では打率6割6分7厘、走者ありでは6割1分5厘とレギュラーシーズン終盤からの勝負強さに磨きがかかっている。大谷が打点を挙げた試合は6戦無敗と「大谷が打てば勝つ」という試合が続いており、その結果が勝敗に直結することは間違いない。

 「いよいよ始まるなと。今はそういう興奮している気持ちです。今までは見る側だった。悔しい思いをしていた中で、自分がプレーできるという喜びを出せたらいいなと思います」。WS前日には静かに、熱い思いを明かしていた。エンゼルス時代の6年間は無縁だった大舞台、世界一への思いは人一倍だ。

 43年ぶりに実現したドジャースとヤンキースの頂上決戦は「大谷VSジャッジ」のWSとしても注目を集めている。シーズン50発以上の2人が激突するWSは史上初。両リーグの本塁打王対決も68年ぶり6度目で、ともにMVPも決定的。現代のメジャーを象徴する両雄からは目が離せない。

 ヤンキースの第1戦先発はコール。昨季サイ・ヤング賞の剛腕と大谷は通算20打数4安打の打率2割だが、22年にはホームランも放っている。全世界のファンが見つめる世紀のWSでも、大谷が主役となる。

【大谷の地区シリーズ(対パドレス)成績】(5試合、20打数4安打、打率2割、1本塁打、4打点、0盗塁)

▽第1戦 7○5(5日=日本時間6日・ドジャースタジアム) 左飛、右本〈3〉、中安、空三振、空三振

▽第2戦 2●10(6日=同7日・ドジャースタジアム) 空三振、一ゴ、投ゴ、空三振

▽第3戦 5●6(8日=同9日・ペトコパーク) 空三振、中安、中飛、見三振

▽第4戦 8○0(9日=同10日・ペトコパーク) 二ゴ、右安〈1〉、四球、四球、空三振

▽第5戦 2○0(11日=同12日・ドジャースタジアム) 空三振、三飛、空三振、空三振

【大谷のリーグ優勝決定シリーズ(対メッツ)成績】(6試合、22打数8安打、打率3割6分4厘、2本塁打、6打点、0盗塁)

▽第1戦 9○0(13日=同14日・ドジャースタジアム) 二ゴ、右安〈1〉、右安、中飛、四球

▽第2戦 3●7(14日=同15日・ドジャースタジアム) 空三振、見三振、一飛、四球、四球

▽第3戦 8○0(16日=同17日・シティフィールド) 一ゴ、四球、右飛、空三振、右本〈3〉

▽第4戦 10○2(17日=同18日・シティフィールド) 右中本〈1〉、四球、四球、四球、二ゴ、見三振

▽第5戦 6●12(18日=同19日・シティフィールド) 右安、四球、左安、空三振、空三振

▽第6戦 10○5(20日=同21日・ドジャースタジアム) 中安、空三振、捕邪飛、中安〈1〉、四球

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