坂本花織、７４・９７点で首位発進 吉田陽菜４位、松生理乃１０位 ＧＰスケートカナダ女子ＳＰ

◆フィギュアスケート　▽グランプリシリーズ（ＧＰ）第２戦・スケートカナダ　第１日（２５日、ハリファクス）

　開幕し、女子ショートプログラム（ＳＰ）が行われ、世界選手権３連覇中で今季ＧＰ初戦を迎える坂本花織（シスメックス）は７４・９７点で首位発進した。ダブルアクセル（２回転半ジャンプ）、３回転ルッツ、演技後半に３回転フリップ―３回転トウループのコンビネーションと全３本をジャンプを降り、好スタートを切った。

　昨季ＧＰファイナル３位の吉田陽菜（木下アカデミー）は、６５・３２点で４位。ルッツ―トウループの連続３回転で着氷が乱れるも、大きなミスなくまとめ切った。今大会で昨年３位の松生理乃（中京大）は５２・３１点で１０位と出遅れた。

　現役復帰したアリサ・リウ（米国）が、６７・６８点で２位、キミー・レポンド（スイス）が６６・９４点で３位につけた。

　女子フリーは２６日（日本時間２７日）に行われる。

　なお、男子は日本勢から昨季四大陸選手権２位の佐藤駿（エームサービス・明大）、２０２２年ＧＰファイナル銀メダルの山本草太（中京大）が出場し、ＳＰは２６日（同２７日）に実施される。