【日本ハム】ドラフト１位指名の柴田獅子に新しいタイプの“二刀流超え育成プラン”

栗山ＣＢＯ（右）からドラフト１位指名のあいさつを受け、ポーズをとる福岡大大濠・柴田

　日本ハムが２５日、ドラフト１位で指名した福岡大大濠・柴田獅子（れお）投手（１８）の“二刀流超え育成プラン”をぶち上げた。福岡市内の同校に栗山英樹チーフ・ベースボール・オフィサー（ＣＢＯ）らが指名あいさつで訪問。最速１４９キロの右腕かつ、左打ちで高校通算１９発の大器に対し、栗山ＣＢＯは「二刀流という言葉が悪いわけではなくて、新しいタイプの野球人に（なってほしい）。僕らが見たことのないような形も含めてね」と期待を込めた。

　現時点で育成プランは定まっていないが、栗山ＣＢＯは元祖二刀流の大谷翔平に１年目のキャンプで遊撃を守らせたこともある。「例えば」と前置きした上で「ずっとショートで出て、抑えもやりながら、大事な試合だけ先発しちゃう」などと、瞳を輝かせながら夢プランを披露。柴田は「自分がやりたいプレースタイルをプロでやれたら」と、力強く宣言した。（小島　和之）