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ヤンキースのスタントン、得意のドジャースタジアムでポストシーズン4戦連発の逆転2ラン

スポーツ報知 / 2024年10月26日 10時52分

◆米大リーグ ワールドシリーズ第1戦 ドジャース―ヤンキース(25日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ヤンキースのG・スタントン外野手が25日(日本時間26日)、得意のドジャースタジアムでワールドシリーズ1号本塁打を放った。

 1点を先取された直後の6回、1死一塁。カウント1―2から4球目、見逃せばボールかもしれない内角低めへのナックルカーブをすくい上げた。左翼ポール際、外野フェンス裏のドジャースのブルペンへの逆転2ランで、騒然とした空気の中、ダイヤモンドを一周した。ア・リーグ優勝決定シリーズの第2戦からポストシーズン4戦連発。ポストシーズン自身通算17号だった。

 一発の飛距離が魅力のスタントンはマーリンズ時代の2015年5月12日に、ドジャースタジアムで飛距離475フィート(144・8メートル)の場外弾を放っている。前日のメディアデーで取材に応じたスタントンは「覚えている。本当にクールな瞬間だった。子供の頃、打撃練習で選手が場外弾を打っているのを見たことがあった。自分もそんなことができたらクールだと思っていた。それが一番大きな思い出」と振り返った。ロサンゼルス北のパノラマシティー出身のスタントンは、今シリーズまでドジャースタジアムでキャリア通算3割9厘、10本塁打、26打点。19長打、長打率7割2分3厘と得意。同球場での場外弾はそれ以来生まれておらず「(大谷には)今週は遠慮してもらいたいね」と話していた。

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