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【高校サッカー】秋田は西目が12年ぶり14度目の全国切符…FW嵯峨が2得点を決め、秋田商に2―0

スポーツ報知 / 2024年10月26日 13時45分

前半39分、2得点目を奪いポーズを決める西目FW嵯峨聖央(手前=カメラ・山崎 賢人)

◆明治安田J2リーグ ▽第103回全国高校サッカー選手権秋田県大会 西目2―0秋田商(26日・ソユースタジアム)

 西目が風上に立った前半で試合を支配した。相手の両サイドバック背後を積極的に狙ったロングボールで押し込み主導権を握った。前線でボールをキープし、スローインを獲得した時にはロングスローを多用し、ゴールに向かった。

 すると前半10分、10番を背負うFW嵯峨聖央(まお、3年)が左サイドで縦パスを受けると、ドリブルから左足を振り抜き先制点を奪った。

 押し込み続けた同28分には右コーナーキックからFW佐藤一汰(2年)がヘディングシュートもゴール上。だが、また嵯峨が見せた。1―0の同39分、右サイドの深い位置からグラウンダーのクロスが上がると、ニアで味方がスルーしたボールにゴール前で押し込み追加点。2―0で前半を折り返した。

 後半は風上に立った秋田商が押し込む展開と思われたが、西目が左サイドを起点にしたビルドアップからシュートシーンを作った。ロングボールから押し込まれるシーンもあったが、左センターバックのDF堀田昊生主将(3年)がはね返し続け、得点を許さずに試合終了。西目は今大会全4戦無失点で、全国高校選手権(12月28日開幕、国立競技場ほか)出場を決めた。

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