1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

渡来美響が関根幸太朗に4回TKO勝利 無敗対決制し日本王者・李健太への挑戦権獲得

スポーツ報知 / 2024年10月26日 22時2分

日本王座挑戦権を獲得した渡来美響(中央)

◆プロボクシング ▽日本スーパーライト級(63・5キロ以下)最強挑戦者決定8回戦 ●同級1位・関根幸太朗(TKO4回1分49秒)同級2位・渡来美響〇(26日、東京・後楽園ホール)

 メインで日本スーパーライト級最強挑戦者決定戦が行われ、同級2位の渡来美響(みきょう)=三迫=が同級1位の関根幸太朗(ワタナベ)に4回TKO勝ちした。ロープ際で回り込んでのワンツーをきっかけに連打し、レフェリーが試合を止めた。勝った渡来は来年のチャンピオンカーニバルで日本王者の李健太(帝拳)に挑戦する。

 戦績は25歳の渡来が6勝(4KO)。26歳の関根が9勝(8KO)1敗1分け、

 無敗同士の対決は渡来に軍配が上がった。1回から打ち合いとなった一戦は4回、一気に動いた。「相手は一瞬気が抜けるときがある」と研究していた通り、わずかな隙を見逃さずラッシュをかけて試合を終わらせた。

 渡来は神奈川・武相高から東洋大に進み、77勝(19RSC)15敗の成績を残し、国体で2位に入った経験を持つ。昨秋には渡米してロサンゼルスとラスベガスで約5週間合宿。ラスベガスでは敬愛する元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(米国)のジムで練習を行い、今年も7月から1か月間、ロサンゼルス合宿を敢行した。昨年9月にプロデビューしたジムのホープである6戦全勝(5KO)のカーメル・モートン(米国)ともスパーリングを行い、貴重な経験を積んだ。

 スピード、パワー、守備と総合力が格段にアップ。「攻撃の比率が上がって、バランスがさらによくなった。今までだったら判定でもいいと思っていたかもしれない」と培った攻撃力で判定ではなく、TKO勝ちにつながった。昨年8月のウー・ジウ(中国)、今年2月のアリ・カネガ(フィリピン)に続き、3試合連続で無敗の相手に黒星を付けた。

 日本王座への挑戦権を獲得したが通過点だ。「世界タイトルを取るために必須の通過条件。1試合1試合が世界につながる道だと思うので、今回の試合同様、差を見せつけて勝ちたい」と李との対決を見据えた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください