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「ありがとう、相撲!」奥田民生がソロ初国技館ライブ 30周年記念「ごほうびを頂いてるような気持ちです!」

スポーツ報知 / 2024年10月27日 5時30分

両国国技館の回転ステージで弾き語りを披露した奥田民生

 ミュージシャンの奥田民生(59)が26日、東京・両国国技館でソロ30周年記念の2日間公演「59―60」を開催した。初日のこの日は「ひとり?股旅スペシャル@両国国技館」と題し、ギター弾き語りの「ひとり股旅」ライブを披露した。

 故郷の広島市民球場(2004年)、厳島神社(11年)、マツダスタジアム(15年)や日本武道館(18年)などで開催してきたひとり股旅シリーズの30年の集大成は自身の名義の公演では初となる大相撲の聖地。“満員御礼”の7500人の観客が詰めかける中、オープニングでは、お笑いコンビ「どぶろっく」と下ネタ全開の「農夫と神様」を歌い、「これで皆さんと会場がひとつになれたと思います」とニヤリ。360度を見渡す回転ステージでギターをかき鳴らし「野ばら」や「何と言う」を熱唱。本編ラストでは代表曲「さすらい」を歌い上げ、「ごほうびを頂いてるような気持ちです! ありがとう、ありがとう!」と呼び掛けた。

 「カーリングシトーンズ」のメンバーでもあるトータス松本(57)、斉藤和義(58)、寺岡呼人(56)、浜崎貴司(59)や吉井和哉(58)ら同世代のゲストもお祝いのコラボに駆けつけたが、「ひとりは好きじゃないと言ってたら、こんなことに」と苦笑い。アンコールの最後は出演者全員と観客が一体となって「イージュー★ライダー」の大合唱で締めくくり、「ありがとう、相撲!」と叫んだ。

 27日の2日目は、30年前にシングル「愛のために」でソロ本格始動した時のバンド「GOZ」としてライブを行う。(高橋 誠司)

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