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ソフト山川穂高、PS5戦4発 「横浜の応援がとにかくすごい。個人的には牧選手の応援歌が好き」コッソリ“音楽鑑賞”楽しむ余裕も

スポーツ報知 / 2024年10月28日 5時0分

初回2死一塁、山川が先制2ランを放ち、どすこいポーズ(カメラ・朝田 秀司)

◆SMBC日本シリーズ2024第2戦 DeNA3―6ソフトバンク(27日・横浜)

 「SMBC 日本シリーズ2024」第2戦は、ソフトバンク(パ・リーグ1位)がDeNA(セ・リーグ3位)に競り勝ち、史上最長を更新する日本シリーズ(S)14連勝を飾った。初回、山川穂高内野手(32)が日本S初アーチの先制2ラン。今ポストシーズン(PS)4発目となった。DeNAは主砲のT・オースティン内野手(33)が欠場する緊急事態に見舞われ、4番に筒香嘉智外野手(32)を起用したが不発に終わった。第3戦は29日にみずほペイペイで行われる。

 横浜の夜空に高々と打球が舞い上がった。初回2死一塁。山川が大貫のカーブを完璧に捉えた。自身、日本S初本塁打となる先制2ラン。「しっかり狙っていきました。状況的に長打というところ。しっかり押し込められました」と分厚い胸を張った。横浜では西武時代の18年6月7日以来の一発。「どすこい」の声を港町に響かせた。

 5点リードの4回2死二塁では左前適時打。3回にも安打を放ち、3安打3打点と主砲の仕事を全うした。PS5試合4本塁打。CS最終ステージ3試合で3発を放ち、MVPに輝いた。26日の日本S第1戦は3打数無安打2三振だったが「感触は全然悪くない」と好調を維持できている。

 心地よい緊張感が楽しい。「横浜の応援がとにかくすごい印象。日本シリーズになると声量が5倍くらいに感じる」と一塁の守備位置で、敵地の大声援が背中に突き刺さる。それでも「個人的には牧選手の応援歌が好きです」とコッソリ余裕の“音楽鑑賞”も楽しんでいる。

 小久保監督も「初回の2ランは大きかったですよ。浮いてきた1球の甘い球を仕留めて」と主砲に最敬礼。さらに「何かこう、ゾーンに入っているような目をしてますよね」と強烈な集中力で山川の目力(めぢから)が恐ろしいほどに増していると指摘した。それでも本人は「監督は(ベンチから)顔見えないんじゃないですか? そんなゾーンというほど大層なもんじゃないです。(強いて言えば)思考が整理できている状態」と打席とは違う顔で一笑に付した。

 チームは日本S14連勝。史上最多の敵地7連勝となった。レギュラーシーズンは9月29日の日本ハム戦(エスコン)から最終戦まで5連勝でフィニッシュ。PSも5連勝となり、10連勝となった。「4つ勝つまでは全力を出し切りたい」と背番号25。本拠に移る29日の第3戦は、右足首痛を抱える近藤もDHでスタメン復帰の見込み。タカ党の大声援を背に、さらなる爆発で一気に頂点へと駆け上る。(田中 昌宏)

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