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「ショットもパットも良かった。すごく自信になる」初米ツアー参戦の23歳が日本勢最上位の6位

スポーツ報知 / 2024年10月28日 6時30分

16番をパーセーブして声援に応える杉浦悠太。通算13アンダーの6位と健闘し大会を終えた(カメラ・今西 淳)

◆米男子プロゴルフツアー ZOZOチャンピオンシップ 最終日(27日、千葉・アコーディア習志野CC=7079ヤード、パー70)

 16位から出た杉浦悠太(23)=フリー=が6バーディー、ボギーなしの64をマークし、通算13アンダーで日本勢最上位の6位に入った。59位から出た2021年大会覇者の松山英樹(32)=LEXUS=は68で回り、4アンダー46位。67で回ったニコ・エチャバリア(コロンビア)が大会コース記録の20アンダーで逃げ切り今季初優勝、通算2勝目を挙げた。19年から大会を主催するZOZOと米ツアーの6年契約は今年で終了した。

 17番で10メートル超のバーディーパットをねじ込んだ杉浦は、珍しくガッツポーズを作った。「ショットもパットも良かった。すごく自信になる」。右肘を痛め、8月末から1か月実戦を離れた23歳が、初の米ツアーで6位フィニッシュ。連日のボギーなしで、完全復調を遂げた。

 18番パー5。左林からの第2打を左隣の9番の左ラフに出した。そこに現れたのは松山英樹の組。3人が9番のセカンドショットを打ち終えるまで、ロープ内で待機した。「僕も一瞬ギャラリーになっていた」。スイッチを入れ直すと林越えの第3打をグリーン右まで運び、パーをセーブした。

 トップ10入りを果たし、米ツアー次戦のワールドワイドテクノロジー選手権(11月7~10日、メキシコ)の出場資格を得たが、国内の三井住友VISA太平洋マスターズと日程が重なる。賞金ランクはトップと約4700万円差の6位につけており「行きたい気持ちはあるが、賞金王の可能性はまだあるので、よく考えて決めたい」とうれしい悩みに頭を抱えた。(高木 恵)

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