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堀川桃香、最終日に2種目制覇も「このままではダメ。もっと強くなりたい」…スピード全日本距離別

スポーツ報知 / 2024年10月27日 23時30分

女子5000メートルで優勝した堀川桃香

◆スピードスケート◇全日本距離別選手権 最終日(27日、長野市エムウェーブ)

 女子の堀川桃香(富士急)が5000メートルとマススタートの2種目を制した。5000メートルは昨季のタイムに及ばずも33秒台後半から34秒台前半のラップタイムをキープし、7分6秒57で3連覇。マススタートでは終盤まで続いた混戦を制して2年連続で頂点に立った。

 最終日に2冠を達成したが、21歳の表情に笑顔は少なかった。「ずっとあまり良くないレースが続いていて。5000メートルも良くはないけど、この調子の割には良かったのかな」。優勝という結果への喜びはあったが、「大会前はいい感じかなとは思っていたけど、調整をもう少し何か変えないと。このままではダメ。もっと強くなりたいと思った」と反省を浮かべた。

 昨季は3000メートル、5000メートル、マススタートと3種目を制した。今季は4種目制覇を狙ったが、1500メートル、3000メートルで高木美帆(TOKIOインカラミ)に届かず2位。タイムも前回大会から落とし、悔しさの残る大会となった。21歳は「しっかり五輪で滑れるようにまずは今の練習をしっかり頑張って、もっと強くなって、また大会でいい結果を残して終わりたい」と誓った。

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