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春王者の健大高崎が来春センバツも王手 主砲が明かす新チームの戦い方

スポーツ報知 / 2024年10月28日 6時45分

健大高崎・佐伯は帽子のつばに「龍月のために」と記して奮闘

◆秋季高校野球関東大会1回戦 健大高崎9―0霞ヶ浦=7回コールド=(27日・等々力)

 8強が出そろった。今春センバツ王者の健大高崎(群馬1位)は5回に打者一巡の猛攻で一挙7点を挙げるなど打線が爆発。霞ケ浦(茨城2位)に7回コールドの9―0で大勝発進した。昨春センバツ王者の山梨学院(山梨1位)は今夏の甲子園で8強入りした東海大相模(神奈川2位)との強豪対決に延長10回タイブレークの末、6―5でサヨナラ勝ちした。千葉黎明(千葉1位)、佐野日大(栃木1位)はともに競り勝ち、ベスト8入りした。

 打線に火をつける一打だった。健大高崎が2点リードで迎えた5回1死一、二塁の好機。「ヨッシャァ!」。4番の佐伯幸大左翼手(2年)が声を出し、打席に向かった。左中間を破る二塁打。2者が生還だ。勢いのままにこの回、1死から6安打4四死球で10者連続出塁。打者13人、一挙7点で3年連続のセンバツ出場へ王手をかけた。

 「飛ばすことが得意。最大限生かしてチームに貢献したい」。高校日本代表の箱山遥人捕手(3年)から4番の座を継承した。「1学年上のようなスター選手はいない。小さい軍団が集まって、でかい塊で戦っています」と胸を張った。

 大会前、帽子のつばに「龍月のために」と記した。小中高と一緒にプレーするエース左腕・佐藤龍月(りゅうが、2年)が左肘の故障で戦線離脱。佐伯は「ずっと支えてくれている龍月のためにと思って書いた」と明かした。青柳博文監督(52)が「勝負強い。長打力もある」と称賛する右打者。紫紺の優勝旗は、全員で返しに行く。(加藤 弘士)

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