「舟を編む」主演の池田エライザ、ＢＳドラマ初の東京ドラマアウォード受賞に感激「どの瞬間もかけがえのない宝物」

「東京ドラマアウォード」の作品賞受賞に喜びのコメントを寄せた池田エライザ

　優秀な日本のテレビドラマを表彰する「東京ドラマアウォード２０２４」の授賞式が２８日、都内で開かれ、各賞が発表された。

　連続ドラマ部門では、池田エライザが主演したＮＨＫ・ＢＳの「舟を編む～私、辞書をつくります～」が優秀賞を受賞。ＢＳドラマが作品賞に選ばれるのは、２００７年に始まった同アウォードで初めてという。

　辞書編集者役を演じた池田は、今回の受賞にあたって「素晴らしい原作と、制作に関わった皆様の愛情を一身に受けながらこの作品に向き合った日々は、どの瞬間もかけがえのない宝物になりました」とコメント。「今もふと辞書をひいては、この言葉が生まれたきっかけはなんだったんだろう、この言葉たちにはどんな想いや願いが込められていたのだろうと、想像の翼を広げています」と語った。

　池田はさらに、劇中で編集に携わった国語辞典「大渡海」にちなみ「この作品が大渡海のように、数年後、数十年後も愛され、誰かにとっての心と言葉の架け橋になることを願います」とメッセージ。「この度は素敵な賞をくださりありがとうございました」と感謝した。