大谷翔平「僕は大丈夫だ」 ドジャース選手だけのグループチャットに英文で ＮＹ移動直前に書き込み

◆米大リーグ　ワールドシリーズ第３戦　ヤンキース―ドジャース（２８日、米ニューヨーク州ニューヨーク＝ヤンキースタジアム）

　ドジャースのＭ・マンシー内野手が２８日（日本時間２９日）、ワールドシリーズ第３戦、敵地・ヤンキース戦の試合前にメディアに対応し、第２戦での左肩亜脱臼から精密検査を経て、「１番・ＤＨ」での先発起用が発表された大谷翔平投手について語った。

　「最強の選手がラインアップに入っているということはチームにとっていいことだよね」とニンマリ。「彼の存在は大きく、彼は大舞台をセッティングする。もちろん、我々にとってエキサイティングなことだ」と付け加えた。

　また、第２戦の試合後に精密検査を受けるためチームと別行動となった大谷は、ニューヨークに移動するチーム便に乗り込む際にチームメイトに対して「僕は大丈夫だ」とテキストメッセージを送っていたことを明かした。ド軍には選手間のグループチャットがあり、そこに大谷自身が英文でメッセージを投稿したという。「ウィル（通訳）は入ってない。選手専用のチャットだから」とマンシー。「英文もバッチリだったよ」と振り返った。

　第２戦の７回、二盗を試みた際に左手を地面について起きた大谷の左肩亜脱臼。「試合終盤の負傷だったが、まだ２イニング残っていたので、試合にフォーカスし直す必要があった。試合後、みんな大谷の様子をチェックしに詰めかけたので、まるでバイキング会場のような状態だった」と、チームにも動揺が起きた様子を振り返った。