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【ソフトバンク】10安打&毎回出塁もわずか1得点で初黒星…日本シリーズ連勝は14でストップ、4年ぶりVは5戦目以降に

スポーツ報知 / 2024年10月29日 22時11分

今シリーズ初黒星を喫したソフトバンクの小久保監督(カメラ・上村 尚平)

◆SMBC日本シリーズ2024第3戦 ソフトバンク1―4DeNA(29日・みずほペイペイドーム福岡)

 ソフトバンクは10安打を放ちながら、わずか1得点と決定打を欠き、敗れた。日本シリーズでは18年の第3戦から続いた連勝記録が14で止まり、4年ぶりの日本一決定も第5戦以降に持ち越しとなった。

 先発のマウンドにはシリーズ初登板となるスチュワートが上がった。初回、1番・桑原に右翼への二塁打を許すと、梶原に犠打を決められて1死三塁。続く牧の遊ゴロの間に三塁走者が生還し、先制を許した。3、4回もともに無死一、二塁とされながら本塁は踏ませず、4回1失点で降板。「先発としては、もう少し長いイニングを投げなければいけなかったという気持ちはありますが、最低限の投球はできた」と、粘投で中継ぎ陣にマウンドを託した。

 打線は先制点を許した直後の初回2死一、三塁、5番・近藤がフルカウントからDeNA先発・東の変化球を捉え、左翼への二塁打で同点とした。

 均衡が崩れたのは5回。2番手でマウンドに上がった大津が桑原に勝ち越しのソロ本塁打を浴びると、さらに安打と2球で無死満塁とされ、筒香の右犠飛でさらに1点を追加された。

 8回1死一塁からは杉山が戸柱に適時二塁打を許し、4点目を献上。打線は7回までに10安打を放ち、8、9回も四球の走者で毎回出塁を記録したが、2回以降は本塁を踏むことができなかった。

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