寺岡沙弥香がトップ通過 都玲華らが２位 山口すず夏、吉田鈴も合格…最終プロテスト

１番、ティーショットを放つ寺岡沙弥香（カメラ・今西　淳）

◆女子ゴルフ　最終プロテスト　最終日（１日、茨城・大洗ＧＣ＝６６０２ヤード、パー７２、参加９０人）

　最終ラウンドが行われ、２２年日本女子アマ優勝の寺岡沙弥香が７０で回り、通算１０アンダーで首位通過を果たした。

　４月の下部ツアーで史上６人目のアマ優勝を達成した都玲華が７０、徳永歩が６６をマークし、８アンダーの２位となった。

　２２年日本ジュニア優勝の荒木優奈、神谷桃歌が６アンダーの４位。昨年の日本ジュニア優勝の中村心が２アンダーで７位となった。

　米ツアー最終予選会出場を決めている山口すず夏は７０で回り、１オーバーで１４位。７４の六車日那乃、吉田優利の妹で６９と伸ばした鈴（りん）はともに４オーバーの１９位で終えた。１９位までの２６人が合格となった。

　２１年アジア太平洋女子アマ優勝の橋本美月、昨年の日本女子アマ優勝の飯島早織はともに５オーバー２７位で、１打及ばなかった。

　◆最終プロテスト　今回の合格者２６人は日本女子プロゴルフ協会（ＪＬＰＧＡ）への入会日（１２月１日）をもって正会員、つまり全員がツアープロとなる。合格者は１９日からの１次ＱＴ（３会場）、最終ＱＴ（２６～２９日、静岡・葛城ＧＣ宇刈Ｃ）を経て、来季第１回リランキングまでのツアー優先出場権を争う（トップ合格の寺岡は最終から）。