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【BCジュベナイルフィリーズ】日本勢牝馬2頭は惨敗!オトメナシャチョウ&アメリカンビキニは7、9着

スポーツ報知 / 2024年11月2日 8時2分

7着に敗れた川田将雅騎手騎乗のオトメナシャチョウ(カメラ・高橋 由二)

◆ブリーダーズカップ・ジュベナイルフィリーズ・G1(現地時間11月1日、米国デルマー競馬場・ダート1700メートル)

 1日、2日の2日間にわたる米国競馬の祭典が行われ、米国の2歳女王決定戦とされるダート中距離戦には、日本勢のアメリカンビキニ(牝2歳、栗東・斉藤崇史厩舎、父アメリカンファラオ)とオトメナシャチョウ(牝2歳、栗東・森秀行厩舎、父スパイツタウン)が日本勢として初めて参戦したが、2頭とも米国競馬のスピードに太刀打ちできなかった。勝ったのはマヌエル・フランコ騎手とコンビを組んだイマーシブ(牝2歳、B・コックス厩舎、父ナイキスト)で、勝ち時計は1分44秒36。

 アメリカンビキニはライアン・ムーア騎手とのコンビで好位に付けたが、最終コーナー手前から手応えがなくなり9頭立ての最下位に終わった。デビュー2戦目の未勝利をダート1000メートルの2歳レコードとなる57秒2で快勝。9月の1勝クラス・ヤマボウシ賞はダート1400メートルの2歳レコードタイで制したが、ダートの本場では不完全燃焼に終わった。

 一方のオトメナシャチョウは2004年にBCスプリントを制したスパイツタウンの息子で9月にデビュー3戦目で初勝利を挙げたばかり。川田将雅騎手のコンビで臨んだが、スタートからライバルのスピードについていけず後方から追走。重賞初挑戦がいきなりの米国G1では荷が重く7着に終わった。

 2日間で14ものG1競走が開催されるブリーダーズカップで日本馬が勝利を挙げたのは、2021年フィリー&メアターフのラヴズオンリーユーが最初で、その後のディスタフに出走したマルシュロレーヌも同日に勝利を飾っている。

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