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【京王杯2歳S】未勝利馬で重賞制覇を狙ったクラスペディアは5着 小崎綾也騎手「スタートが速すぎました」

スポーツ報知 / 2024年11月2日 16時45分

5着のクラスペディア(カメラ・荒牧 徹)

◆京王杯2歳S・G2(11月2日、東京競馬場・芝1400メートル、稍重)

 2歳馬14頭で争われ、松山弘平騎手が騎乗した8番人気のパンジャタワー(牡、栗東・橋口慎介厩舎、父タワーオブロンドン)が外から伸びてV。デビュー2連勝で重賞初制覇を飾った。勝ちタイムは1分21秒2。

 タワーオブロンドン産駒はJRA重賞初制覇。タワーオブロンドンも2017年に同レースを制しており、父子制覇となった。

 2着は5番人気のマイネルチケット(戸崎圭太騎手)、3着は4番人気のヤンキーバローズ(岩田康誠騎手)が入った。

 1番人気のヒシアマン(藤岡佑介騎手)は4角7番手から追い上げるも4着だった。

 新馬戦2着の後、小倉2歳Sに挑戦し2着だったクラスペディアは5着。84年のグレード制導入以降初となる初勝利が重賞制覇の快挙がかかっていたが、お預けとなった。

 小崎綾也騎手(クラスペディア=5着)「スタートが速すぎました。先行馬の後ろのイメージだったけど、スピードが勝ってしまいましたね。1200~1400でも脚をためる形が合っていると思います」

 田辺裕信騎手(シンフォーエバー=6着)「前半、力ませずにしまいを生かすイメージだったけど、しまいの詰めが課題ですね。左回りだと右に張るので、走ったことないけど右回りがいいかもしれません」

 荻野極騎手(バニーラビット=7着)「今日の馬場を苦にしたわけではないですけど、ちょっと合わなかったですね。しまいもジリジリ伸びてはいましたが…。良馬場で見直したいです」

 幸英明騎手(エイシンワンド=8着)「初めてもまれる競馬になりましたが、道中は折り合いもスムーズでした。ただ、少しおとなしすぎました。直線も手応えはあったけど、いつもと違う競馬に戸惑ったのかもしれません」

 杉原誠人騎手(キタノクニカラ=9着)「競馬前のテンションも許容範囲になっていて、大事にしてきたことを覚えて成長してきました。最後まで頑張ってくれました」

 横山和生騎手(エンドレスサマー=10着)「ゲートの中で収めるのにいっぱいで、競馬に参加できませんでした。次はいろいろ考えたいと思います」

 原優介騎手(マリノトニトゥルス=11着)「すごく筋肉の質がいい馬ですね。先々はダートという選択肢もある馬で、こういう馬場はマッチすると思っていました。無理にけんかするのは良くないと思って行かせましたが、控える競馬もできると思うので、悲観する内容ではないと思います」

 ミルコ・デムーロ騎手(レモンバーム=12着)「馬場が全然合わなかった。外枠でいいところを通れると思ったが全然進まず、切り返してロスのない内にいったけど、そこでも全然進まなかった」

 石川裕紀人騎手(カガバベル=13着)「ポジションを取りきれませんでした。具合はとてもいいし、頑張って走ってくれました。自己条件で改めてですね」

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