「完璧じゃないの」中畑清氏が巨人ドラ１・石塚裕惺に壮大な”お願い”

野球教室に参加し、ポーズをとる巨人ＯＢの中畑さん

　巨人のＯＢ会長を務める中畑清氏（７０）が２日、ドラフト１位の花咲徳栄・石塚裕惺内野手（１８）にミスター級の名選手になることを期待した。長嶋さんの地元、千葉・佐倉市で行われた「長嶋茂雄少年野球教室」の講師として、篠塚和典氏らと共に参加。佐倉シニア出身の１８歳について「完璧じゃないの。佐倉からそういう選手を輩出したいというのが長嶋さんの一番の願いだろうし、我々もそう思っている。これから頑張ってもらいたいし、長嶋さんのように名を残せと。引き継いでいってほしいね」と願った。

　８回目を迎えた今回は、同市の少年野球チームに所属する小学４～６年の約３３０人が参加。ミスターは欠席したが「私の野球は、いつも野球教室で繰り返している『自分のベストを鍛えろ！』です。投げる、打つ、守る、走るの中で自分が最も得意な種目に挑戦してください」とメッセージを寄せ、少年たちにエールを送った。（井上　信太郎）