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【BCディスタフ】アリスヴェリテはダート初挑戦で4着 フレイ騎手「もう少し距離があれば」…オーサムリザルトは出走取り消し

スポーツ報知 / 2024年11月3日 5時33分

初ダートで4着に入ったアリスヴェリテ(カメラ・高橋 由二)

◆ブリーダーズカップ・ディスタフ・G1(現地時間11月2日、米国・デルマー競馬場・ダート1800メートル)

 2日間にわたる米国競馬の祭典の2日目。3歳以上の牝馬による砂の女王決定戦に出走したアリスヴェリテ(4歳、栗東・中竹和也厩舎、父キズナ)は4着に敗れた。第一希望だった芝2200メートルのBCフィリー&メアターフではなく、初ダートのBCディスタフに回ったが、2021年のマルシュロレーヌ以来となる日本馬Vはならなかった。勝ったのはソーピードアンナ(牝3歳、K・マーク厩舎、父ファストアンナ)で5つ目のG1タイトルを手にした。

 手綱を執ったカイル・フレイ騎手は7頭立ての5番手に誘導。芝のレースとは違う差すスタイルで進めたが、直線は外から追い上げて4着に食い込んだ。フレイ騎手は「タフですね。とてもよく走ってくれました。もう少し距離があれば際どい結果になっていたと思う。(初ダートも)ビックリするぐらい上手にこなしていました」と笑顔でコメントした。

 同馬は2歳だった22年のアルテミスSで3着と好走し、芝を中心に使われてきた。今年6月に永島まなみ騎手と初コンビだったマーメイドSで人馬ともに重賞初制覇。同馬の半兄リアンヴェリテ(父ゴールドアリュール)は大沼Sをはじめ、ダートで8勝(地方のJRA交流1勝を含む)。全兄のキメラヴェリテは2019年の北海道2歳優駿で勝っており、ダートでも結果を出している一族だった。

 なお、同レースに出走予定だったデビュー7連勝のオーサムリザルト(4歳、栗東・池江泰寿厩舎、父ジャスティファイ)は直前で出走を取り消している。

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