檀れい、男役姿を披露。舞台「有頂天家族」で「宝塚をこよなく愛するたぬきを演じています」

舞台「有頂天家族」で大変珍しい男役姿を披露する檀れい。左は主演の歌舞伎俳優・中村鷹之資

　女優の檀れいが２日、東京・新橋演舞場で「有頂天家族」（３～１１日）の公開リハーサルに参加し、男役姿を披露した。

　森見登美彦原作でシリーズ累計５５万部の人気小説「有頂天家族」（幻冬舎）を舞台化。京都を舞台に、ある一家を巡ってたぬき、てんぐ、人間が繰り広げる騒動が描かれていく。

　宝塚歌劇団出身の檀は元トップ娘役だが、演出のＧ２氏のたっての希望により、男役姿が実現。本人はかなり戸惑ったそうだが、「宝塚をこよなく愛するたぬきを演じています」と役の設定を説明した。俳優・濱田龍臣とＷ主演の歌舞伎俳優・中村鷹之資とも軽妙なやり取りを見せ、違和感のない男役の動きとともに、燕尾服も着こなしていた。