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全日本大学駅伝は11月なのに「夏日」? 青学大・原晋監督「バタバタ倒れる危険もある」

スポーツ報知 / 2024年11月3日 7時53分

全日本大学駅伝ゴール手前約500メートル地点。午前8時前から陽が降り注いでいる(三重・伊勢市で)

◆学生3大駅伝第2戦 全日本大学駅伝(3日、名古屋市熱田神宮西門前スタート~三重・伊勢市伊勢神宮内宮宇治橋前ゴール=8区間106・8キロ)

 午前8時10分のスタートを前に当日変更選手が決まった。

 今季開幕戦の出雲駅伝(10月14日、島根・出雲市=6区間45・1キロ)で優勝した国学院大は平林清澄(4年)、2位の駒大は篠原倖太朗(4年)、3位の青学大は太田蒼生(4年)を、そろって補欠登録からエース区間の7区(17・6キロ)に投入した。出雲駅伝では終盤まで国学院大、駒大、青学大の「3強」が激しい優勝争いを繰り広げ、最終6区で国学院大の平林、駒大の篠原、青学大の太田という各校のエースたちによるアンカー対決が実現。大阪マラソン(2月25日)で日本学生最高記録の2時間6分18秒で優勝した平林が無尽蔵のスタミナを見せつけて優勝のゴールテープを切った。

 伊勢路でも出雲路に続く「熱い」戦いが期待されるが、全選手にとって「暑さ」が共通の敵となりそうだ。

 気象庁の天気予報によると、コースの三重・津市、四日市市の最高気温予想は24度。スタート地点の名古屋では25度、ゴール地点の伊勢市の南に位置する尾鷲市では26度と予想されている。11月にもかかわらずコース上でも「夏日」(25度以上)になる可能性もある。

 6年ぶり3度目の優勝を目指す青学大の原晋監督(57)は「前日(2日)は涼しくて、レース当日は暑い。体が順応できずに、選手がバタバタ倒れる危険もあります。水分補給をはじめ十分な対策が必要です」と表情を引き締めて話した。

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