ドーピング違反疑惑の競歩・池田向希について、日本陸連は「競技団体として支援してまいります」
スポーツ報知 / 2024年11月3日 13時1分
男子20キロ競歩で21年東京五輪、22年世界選手権銀メダルの池田向希(旭化成)が1日、世界陸上競技連盟の独立監視部門のインテグリティー・ユニット(AIU)からドーピング違反の疑いで暫定的な資格停止処分を受けた。同件を受け、日本陸連が2日に経緯や今後の対応を発表。
「今後池田選手がAIUへの暫定的資格停止処分の取り消しを求める申し立てにおいて認められた権利を行使するための手続きを、競技団体として支援してまいります。なお、本連盟は、スポーツ界におけるドーピングを撲滅するための活動を全面的に支持するとともに、クリーンで公正なスポーツを守るために関連機関と連携のうえ、アンチ・ドーピング活動を引き続き積極的に実施してまいります」とした。
池田は所属先の旭化成を通じ、1日にコメントを発表している。「今回、全く身に覚えのない理由で今後の試合に出場できないかもしれない状況となり、たいへん困惑しております。6月28日にAIUから通知を受け取って以来、多くの医学専門家、競技関係者その他関係者の方々にご協力いただき、潔白である事実を根拠とともに訴えてまいりました。今後真実が明らかになり、公正な結論が導かれるよう引き続き努めてまいる所存です。今後ともご理解とご支援をいただければありがたく、何卒よろしくお願いいたします」。
旭化成の方針としても今後、証明に努める。「当社は、池田選手へのヒアリングのみならず、専門家の方々にも意見を求め、それらを通じて池田選手にアンチ・ドーピング規則違反はないものと認識しており、今回の暫定的資格停止処分が速やかに取り消され、池田選手の潔白が証明されるよう、今後も鋭意対応してまいります」とした。
池田は2017年に静岡・浜松日体高から東洋大に入学。21年に卒業し、旭化成に入社後も、埼玉・川越市の東洋大を練習拠点として21年の東京五輪男子20キロ競歩で銀メダル獲得した。その後、22年に本人の希望で独立。主に東京に拠点を移して競技活動を行い、22年の米国・オレゴン世界陸上でも同種目で銀メダルを獲得。今年のパリ五輪は同種目で7位入賞した。競技以外では「みちょぱ」の愛称を持つタレントの池田美優の「はとこ」としても知られる。
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