【ソフトバンク】山川穂高は１６打席連続ノーヒットで終戦「とにかく横浜が素晴らしかった」

初回２死三塁の先制機に空振り三振に倒れた山川（カメラ・中島　傑）

　ソフトバンク・山川穂高内野手は９回２死、ネクストサークルで終戦を迎えた。

　初回１死三塁の先制機では真ん中ストレートに空振り三振。まさかの３球勝負にパ・リーグ２冠王のバットは完全に振り遅れた。

　本拠地での３試合でノーヒットに抑えこまれた主砲は敵地での巻き返しに燃えていたが、３打数無安打の２三振。２戦目の４打席目から１６打席連続無安打で自身初の日本シリーズを終えた。

　敗戦後は球場通路で立ち止まり、報道陣の囲み取材に応じた。

「とにかく横浜が素晴らしかったんじゃないかなと。その一言に尽きる。すごい悔しいですし、最後日本一で終わりたかった。こういう結果になってしまって残念ですけども、もちろん来年、この悔しい景色というか光景を忘れずにですね、また練習に励んでいくしかないのかなと今は思います。東投手もそうですけど、そこ（３戦目）でなんかバチっと来られたなっていう感じはありましたし、その後にケイ投手、ジャクソン投手、今日も大貫投手でよかったですし。力強い球が来たなっていう印象はありますね。やっぱり、それを僕が一撃ではじき返せなかったというのが悔いが残ります」