【高校野球】帝京、二松学舎大付にコールド負けでベスト4敗退…2011年夏以来の甲子園は絶望的に
スポーツ報知 / 2024年11月4日 10時46分
◆秋季高校野球東京大会▽準決勝 帝京 0―7×二松学舎大付=8回コールド=(3日、スリーボンドスタジアム八王子)
帝京は二松学舎大付に0―7のコールド負けを喫し、2011年夏以来となる甲子園出場は絶望的となった。
先発右腕の岩本勝磨(2年)が制球に苦しみ、3回まで3安打4四死球2失点と勢いに乗れなかった。先手を許し、打線も二松学舎大付の河内紬(2年)を前に得点が奪えず。4回2死一、二塁、5回2死満塁のチャンスであと1本が出なかった。継投した右腕・村松秀心(2年)も左太ももの肉離れを抱えながらの出場となり、持ち味を出し切れず。8回に失策などミスが続き、一気に3失点でコールド負けとなった。
金田優哉監督は「完敗でしたね。結局自滅です。勝負弱い、勝負弱いですね。先に点を取られてしまうと難しい。新チームは強くなかったけど、なんとか持ち味を探しながら選手もスタッフも一生懸命やってきたけど。目の前で夢がかなうところまできて力が発揮できない。私は発揮させないといけなかった」。夏も東東京決勝で関東第一相手に4失策と自分たちからリズムを崩して逆転負け。この日の試合後金田監督は、しばらくベンチで動くことができなかった。
強烈な打力を持つ前チームと異なり、守備をベースに勝ち上がってきた。関東第一との3回戦で完投するなど、投打で柱となっていた村松が準々決勝・共栄学園戦の2日前の練習で負傷。懸命の治療でなんとかマウンドに立ったが、「投げられる状況ではなかったので、今日も9回は無理だと。それでも、頼らざるを得なかった」。投手陣全体の底上げも、頂点にたどり着くためには足りなかった。
2011年夏以来、名門が甲子園から遠ざかる。指揮官は「こういう敗戦が続いているので、私も見直さないといけない。冬でどういう取り組みをするか。1年1年選手も変わるので、全てにおいてレベルアップしないと」と、厳しい顔つきで話した。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
二松学舎大付が21年ぶり3度目の優勝 早稲田実に延長12回タイブレークでサヨナラ勝利 1年根本がスクイズでV打 エース及川が力投
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年11月7日 20時25分
-
早実 無念の準V…延長タイブレーク激闘で二松学舎大付にサヨナラ負け センバツ可能性残すも
スポニチアネックス / 2024年11月7日 20時1分
-
二松学舎大付センバツ当確! 延長タイブレーク劇的サヨナラで21年ぶり頂点 43年ぶり対決で早実に雪辱
スポニチアネックス / 2024年11月7日 19時39分
-
【高校野球】帝京ら4強が来春センバツ「1・5枠」をかけて準決勝で激突!11・3東京都大会
スポニチアネックス / 2024年10月31日 15時23分
-
大阪桐蔭 来春選抜は絶望的 来秋ドラフト候補の森が四球から逆転を許す
スポニチアネックス / 2024年10月27日 6時1分
ランキング
-
1《小久保、阿部は納得できるのか》DeNA三浦監督の初受賞で球界最高栄誉「正力賞」に疑問噴出
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月7日 19時2分
-
2大谷翔平&真美子さん、ベッツ主催パーティーでバスケを楽しむ 真美子さんは美フォームでシュート成功
スポニチアネックス / 2024年11月7日 18時55分
-
3正力松太郎賞 特別賞は2年連続で大谷翔平「米国の選手に“参った”と言わせたのは大谷君が初」
スポニチアネックス / 2024年11月7日 17時1分
-
4大谷翔平がフジテレビ取材陣を険しい表情で拒絶、元木大介氏の手招きに目も合わせず 新居報道以降も大谷の怒りを再燃させたフジテレビ
NEWSポストセブン / 2024年11月7日 7時15分
-
5シーズン終えても…大谷翔平が並べた「52-122-93-124-1.012」 米ドン引き「ちょっと待って」
Full-Count / 2024年11月7日 10時42分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください