【JBCスプリント】G1級初騎乗の古川奈穂騎手「感謝の気持ちでいっぱい」ラストランのバスラットレオン8着
スポーツ報知 / 2024年11月4日 18時26分
◆第24回JBCスプリント・Jpn1(11月4日、佐賀・ダート1400メートル、良)
初めて九州で開催された「ダート競馬の祭典」で、スピード自慢の12頭(JRA6頭、佐賀2頭、他地区5頭)で争われた一戦は、石橋脩騎手が騎乗した4番人気でJRAのタガノビューティー(牡7歳、栗東・西園正都厩舎、父ヘニーヒューズ)が勝った。前走マイルチャンピオンシップ南部杯6着から巻き返し、重賞19度目の挑戦で悲願の初制覇を果たした。勝ちタイムは1分26秒8。
2着には1番人気でJRAのチカッパ(武豊騎手)、3着には7番人気で兵庫のアラジンバローズ(下原理騎手)が入った。
G1級初騎乗の古川奈穂騎手が騎乗し、ラストランだったバスラットレオンは8着だった。
古川奈穂騎手(バスラットレオン=8着)「もっとやれることはあったかなという競馬になってしまったが、こういうG1級のレースに乗れる機会をいただいてオーナー始め(矢作調教師ら)先生方に感謝の気持ちでいっぱいですし、馬も頑張ってくれて馬にも感謝の気持ちでいっぱいです。最後のレースなのでこの馬の競馬ができればと思っていましたが、スタートが決まらずこの馬の形の競馬ができなかった。理想のプランと違ってしまった。1400ですし、スッと動き切れなかったが、馬は最後までこたえて走ってくれてました。(自身の初勝利の馬で)自分の形の競馬をしてこの馬の力を最大限、出したいなと思っていたが、やはり競馬ですし、スムーズにはいかなかったが、最後は前に食らいつこうという馬の気持ちが出ていましたし、その馬の気持ちに負けないようにしっかり追うと思って乗りました。またがった時、はじめてのG1級だったので人間の方が少し緊張もあるかなと思いましたが、この馬に乗れる最後のチャンスでこういった機会をいただいたので馬の上では楽しんで乗れました」
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