1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

【侍ジャパン】DeNA・桑原将志、“日本一の名演説”再現あるぞ…「何かいいことを」井端弘和監督熱望

スポーツ報知 / 2024年11月5日 5時10分

日本シリーズでMVPに輝いた桑原が侍ジャパンに勢いをもたらす

 「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」(9~24日)に出場する侍ジャパンの事前合宿が4日、宮崎市清武総合運動公園で行われ、ライブBPに初登板した巨人・大勢投手(25)が圧巻の投球を披露し、ネット裏で視察した台湾の偵察部隊をビビらせた。また井端弘和監督(49)は、日本シリーズMVPに輝いたDeNA・桑原将志外野手(31)に、8日のチーム合流後の闘魂注入ミーティングを期待した。

 連覇を目指す侍たちの輪に頼もしいMVP男が加わる。井端監督は桑原について話し出すと声のトーンが一段上がった。「MVP?そうなる選手だと思っていました。ああいう選手が1人でも多くいると、それはもう日本が勝つ方に行くしかないと思うので、ああいう選手が勢いをつけてくれたら。いい風を吹かせて(ほしい)」。8日から合流し、牧、佐野、栗原とともに新たな風を吹き込む存在としての熱い思いが言葉に表れた。

 日本シリーズでは全試合で1番を託され、27打数12安打の打率4割4分4厘、第2戦から5戦連続打点をマークした。勝負強さを見せ、守備でも勇気あふれるダイビングキャッチで再三のピンチの芽を摘んだ。存在感のある攻守に加えて、井端監督が求めるものが個性あふれる選手たちをまとめる統率力だろう。

 第2戦に負けた後の緊急ミーティングで、7年前の日本シリーズ経験者として主将の牧から発言を求められると桑原は「勝てる雰囲気がない。負けて悔しくないのか!」などとハッパをかけていた。「気持ちを前面に出して戦おう!」と呼び掛け、奮い立ったナインは4連勝でソフトバンクを制し下克上を成し遂げた。

 指揮官は「こっちでミーティングをしてほしいなと思いますよね。まだ試合もやっていないですけど。何かいいことを言ってくれればいいなと思いますよね」と日本一へのターニングポイントとなったシーンの再現を熱望。早ければチーム合流後の顔合わせのタイミングで世界一に向けた桑原の“名演説”が披露される可能性もある。

 現時点で打順は決まっていないが、佐野との併用で左翼の守備に就くことが基本線となっている。井端監督が称する「ガッツマン」が、つかの間の休息を経て侍軍団に勢いをもたらす。(長井毅)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください