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【阪神】藤川球児監督が今季FA権取得した4選手に“自分ファースト”のススメ「一番は彼らが何を選択するのが、自分にとって幸せになるのか」

スポーツ報知 / 2024年11月5日 5時0分

ホセ・ベタンセス(手前)の投球を見る藤川球児監督(カメラ・谷口 健二)

 阪神・藤川球児監督(44)が4日、秋季キャンプ地の高知・安芸で主砲の大山悠輔内野手(29)ら今季FA権を取得した4選手に“自分ファースト”の決断を勧めた。「一番は彼らが何を選択するのが、自分にとって幸せになるのか」。指揮官という立場では残留を熱望して当然ながら「ここでは言わない」と公にせず、人生の最善の選択を願った。

 自身も現役時代に海外FA権を行使して、米大リーグに挑戦した。メジャー1年目に右肘のトミー・ジョン手術を余儀なくされたが、「数年間苦しくても、その後に気づける喜びもある」と述懐。FA移籍によるイメージについても「僕らの時代は裏切りみたいな印象がついていたと思う。そういうもの自体も変えていきたい」と言い切った。

 この日はFA権行使を視野に入れている大山が甲子園で汗を流したもよう。同権利を持つ坂本は球団施設で練習に励んだ後、「何も決まっていない。僕の野球人生なので、いっぱい悩んで考えている」と胸中を吐露した。残留が基本線とみられるが、熟考を重ねている。残留が有力視される原口、糸原も必要不可欠な戦力だ。

 FA権行使の手続き期間は5日にスタートする。「どの道を選択しても、後悔はないと思うんですけどね」と藤川監督。今オフのFA補強は静観し、大事な現有戦力の最終結論を待つ。(小松 真也)

 〇…阪神・藤川監督は、キャンプ地の高知からカンテレ「newsランナー」(関西ローカル)に生出演し、球団OBの糸井嘉男氏とトークを繰り広げた。前日(3日)の紅白戦では佐藤輝と前川を2番に起用。「2番でも振ることが重要という意味で(2人に)入ってもらった。小谷野コーチ、上本コーチがそれでいこうとなれば考える」と、シーズンでの起用に含みを持たせた。キャンプテーマの「没頭」については「糸井さんが30歳を超えて、秋季キャンプに取り組んで(翌14年に)首位打者。それだけ集中した選手がいる」と、ナインにも超人の姿勢を求めた。

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