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【大学野球】天理大が2年連続明治神宮大会!全日本大学選手権でコールド負けした青学大に雪辱だ

スポーツ報知 / 2024年11月5日 5時0分

神宮行きを決め、マウンドで歓喜する天理大の選手たち

◆第22回大阪市長杯争奪関西地区大学選手権 第3日 ▽第1代表決定戦 天理大3―2大商大(4日・大阪市南港中央)

 明治神宮大会(20~25日)出場を懸けた第1代表決定戦は、天理大(阪神大学)が大商大(関西六大学)に逆転勝ちし、2年連続3度目の出場を決めた。0―2の7回に井脇将誠中堅手(4年)が決勝二塁打を放つなど、3点を奪った。明治神宮大会は21日・札幌大(北海道2連盟・札幌学生)との準々決勝から出場。敗れた大商大は、5日の第2代表決定戦で佛教大(京滋大学)と対戦する。

 2年連続3度目の優勝が決まり、マウンドに天理大の選手たちがなだれ込んだ。7回2死一塁で勝ち越し二塁打を放った井脇は「4年生や後輩たちとまだ野球ができることがめちゃくちゃうれしい」と、かみ締めた。

 今年は就任1年目の三幣(みぬさ)寛志監督(44)の下、春は全日本大学選手権で初のベスト4、秋はリーグ記録を更新する8季連続優勝と圧倒的な強さを見せた。要因は主体的なチームの形成だ。藤原忠理前監督(59、現天理高監督)の「自ら考え、自ら行動」の教えを継続。指揮官は「ミーティングの時間を以前の倍にするなど、学生主体で動けている」と感心した。

 明治神宮大会では、青学大に雪辱を果たす。全日本大学選手権の準決勝で2―10の8回コールド負け。互いに1勝すれば、準決勝で再戦が実現する。「(春は)手も足も出なかった。日本一を目指す上でも、やり返したい」と井脇。優勝の余韻に浸りながら、すでに目はギラついていた。(森口 登生)

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