「代打・長嶋一茂」の裏話も 原辰徳氏、掛布雅之氏との対談で秘話明かした…１２月２８日放送ＭＢＳラジオ年末特番

ラジオの収録に臨んだ掛布氏（右）と原氏（ＭＢＳ提供）

　阪神ＯＢの掛布雅之氏（６９）と、巨人前監督の原辰徳氏（６６）のスペシャル対談がＭＢＳラジオの年末特番「ＭＢＳベースボールパーク番外編　掛布雅之×原辰徳　ＴＨＥ・野球談義」（１２月２８日１５時～）で実現する。このほど、都内のスタジオで収録。ともに「４番・三塁」で１９８０年代の伝統の一戦を盛り上げた両雄は「４番論」や「ＯＮの思い出」、今シーズンの振り返り、来年の展望など、秘話を交えながら息の合ったトークを展開した。

　９４年９月７日の横浜戦での原への「代打・長嶋一茂」も話題に上り、心配した掛布氏が原氏のもとを訪ねて、打撃アドバイスを行ったエピソードも明かされた。原氏も「代打カズシゲのときは、心はひっくり返りました。僕はオヤジに『プロ野球という世界は毒を盛られたって栄養にしなきゃダメだ』と。だからニコッとしていてはダメなんですよ」と当時の心境を明かした。

　また、阪神の藤川球児監督（４４）については、２人とも勉強熱心な姿勢を称賛。連覇を狙う阿部巨人と、藤川阪神で優勝争いすることを期待していた。