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前西武監督の松井稼頭央氏、WEリーグ杯のキックインセレモニーに登場…“稼頭央コール”に「ありがたかったです」

スポーツ報知 / 2024年11月6日 21時12分

日テレ東京ヴェルディベレーザ―サンフレッチェ広島レジ―ナ戦でキックインセレモニーを行い、選手と記念撮影をする松井稼頭央氏(カメラ・後藤 亮太)

◆WEリーグクラシエカップ ▽1次リーグ第6戦 日テレ東京ヴェルディベレーザ1―1サンフレッチェ広島レジーナ(6日・味の素フィールド西が丘)

 グループ2位の日テレ東京Vが、同1位の広島とホームで対戦した。

 この日がグループ最終戦で、1位のみが4チームによるノックアウトステージに進むため、日テレ東京Vは勝利が絶対条件となる一戦。試合を盛り上げるべく、試合前には、前西武監督でで日米通算2705安打の松井稼頭央氏がキックインセレモニーに登場した。

 日テレ東京VのDF岩清水梓のオファーにより実現し、背番号「7」の緑のユニホームを着用して「気合いを入れて」強めのキックを披露。その後、サポーターから“稼頭央コール”も送られるなど、試合前のスタジアムを盛り上げた。松井氏は「こういう機会を頂いてよかったと思います。グラウンドに立たせてもらっていい経験になりました。ファンの方に稼頭央コールもして頂きましたし、声もかけてもらってありがたかった」と振り返った。

 試合は前半から日テレ東京Vが主導権を握ったが、なかなかゴールを奪うことが出来ず、前半を0―0で折り返すと、後半5分に失点。同17分にOGで同点に追いついたが、その後は広島の体を張った守備に好機を阻まれ、1―1で引き分け。この結果、広島が4強に進出した。

 試合後、取材に応じた松井氏は「引き分けでしたけど、こっちも熱くなるような試合展開で、いい試合を見ることが出来ました。女子サッカー界もそうですし、スポーツ界が盛り上がって欲しい」と願った。

 また、今後については「来年まだ何をするかは全然決めていませんし、もちろん、野球だけではなく色々なスポーツも含めて、携わっていけたらと思いますけど、ちょっとまだ何とも言えないところではあります、正直」と話すにとどめた。

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