田中梓沙、西山真瑚組、ＮＨＫ杯出場を慎重に判断へ 田中が肋骨負傷中「今日久しぶりに氷に乗った」８日からＮＨＫ杯

田中梓沙(右)と西山真瑚

　フィギュアスケートのグランプリ（ＧＰ）シリーズ第４戦・ＮＨＫ杯は８日から東京・国立代々木競技場で開幕する。７日は会場で公式練習が行われ、アイスダンスで「あずしん」こと田中梓沙、西山真瑚組（オリエンタルバイオ）が取材に応じた。

　肋骨（ろっこつ）を負傷中の田中はこの日、コルセットを巻いて練習に参加し、「ずっと痛みが続いている状態。今日久しぶりに氷に乗った」と明かした。出場は慎重に判断し、西山は「今日の朝まだ悩んでいた。先生達と話し合いを重ねてきた」と本番ギリギリまで考えて行く方針だという。

　２人にとっては初の大舞台。西山は「今回の目標としては、最後まで無事に滑り切ること。自分たちが今できる限りの精いっぱいを尽くして、見に来て下さるファンの皆さんに楽しい時間だったり、存在を知ってもらえたらいいなと思う」と語った。

　アイスダンスのリズムダンスは８日、フリーダンスは９日に行われる。