坂本花織、ＮＨＫ杯でＧＰファイナル決める「表彰台は確実に」見学の樋口新葉と再会、笑顔でハグ「新葉、激あつ！」

坂本花織

　フィギュアスケートのグランプリ（ＧＰ）シリーズ第４戦・ＮＨＫ杯は８日から東京・国立代々木競技場で開幕する。７日は会場で公式練習が行われ、女子でＧＰ連勝を狙う坂本花織（シスメックス）は、フリーの曲をかけて、ダブルアクセル（２回転半ジャンプ）からのコンビネーション、フリップ―トウループの連続３回転を降りるなどした。後半、単発の３回転ルッツはミスになるも、その後修正し、念入りに確認した。

　練習後には取材に応じ、「（前戦のＧＰスケート）カナダよりは、体の動きもいいと思う。カナダよりいい演技で終わりたい気持ちが今一番ある。明日ショートプログラムをやって、フリーに向けて自信をつけられたら。表彰台は確実に乗りたい」と意気込み。今大会で、連覇の懸かる１２月のＧＰファイナル（フランス）進出を決める。

　この日は、日本勢一番乗りでＧＰファイナル行きを決め、ともに北京五輪団体銀メダルを獲得した樋口新葉（ノエビア）が練習を見学に来ていた。坂本は樋口を見つけると、笑顔でハグ。「おめでとう」と祝福し、樋口からは「頑張って」と言葉をもらってグータッチ。「新葉、激あつ！」と仲間からのエールに喜んだ。

　女子はショートプログラムが８日、フリーが９日に行われる。