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「GENKIDAMA AWARD 2024」大賞に陸上の吉田弘道 卓越したトークで熱意アピール 活動応援費200万円獲得

スポーツ報知 / 2024年11月7日 20時48分

「AthTAG GENKIDAMA AWARD」の大賞に選ばれた吉田弘道(中央。左から審査員の潮田玲子氏、伊達公子氏、野村忠宏氏、古田敦也氏(カメラ・加藤弘士)

 「おカネを理由に夢を諦めさせない」ことを目的に、アスリートへの活動応援費総額1000万円をかけたピッチコンテスト「AthTAG GENKIDAMA AWARD 2024」が7日、東京・江東区の有明セントラルタワーホール&カンファレンスで開催され、最終選考へ進んだ「GENKIDAMAアスリート」8名が熱き思いをプレゼンテーション。陸上競技・走り幅跳びの吉田弘道(25)が大賞に輝き、200万円が贈られた。

 40名近くの応募者の中から選出された8人がこの日、今後の活動内容や自身の夢、思いをそれぞれ10分間、壇上でプレゼン。2年連続でレジェンドアスリートの野村忠宏氏、伊達公子氏、古田敦也氏、潮田玲子氏が審査員を務め、社会貢献プロジェクト「AthTAG(アスタッグ)」に参画した企業とともに投票によって受賞者を決めた。

 現在、走り幅跳びで日本歴代3位の記録保持者でもある吉田は、ユーモアも抜群の卓越したトークで熱意をアピール。2025年の世界陸上での躍進や28年のロス五輪での金メダル獲得を最終目標に掲げ、海外での武者修業にかかる費用の必要性を訴え、審査員の胸を打った。

 吉田は「今の自分には五輪で金メダルを取る力はありません。ですが、素質はあります。来年の2025年世界陸上は国立(競技場)であります。みなさまには、お酒を持って、僕を最高のあてにして、ビールを流し込んでいただきたいなと思います」と受賞の喜びを語った。

 「GENKIDAMA AWARD」は、金沢景敏CEOが率いる「AthReebo」が主催する、五輪や世界大会を目指す現役アスリートを応援するピッチコンテスト。アスリート自らがプレゼンを行い、トレーニングや大会遠征費に役立てるための活動応援費が授与される。

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