吉田唄菜、森田真沙也、ＲＤ９位も「楽しい時間」フリーダンスへ「感動させられるような演技を」

アイスダンスのリズムダンスで演技をする吉田唄菜、森田真沙也組（カメラ・今成　良輔）

◆フィギュアスケート　▽グランプリ（ＧＰ）シリーズ　第４戦・ＮＨＫ杯　第１日（８日、東京・国立代々木競技場）

　開幕し、アイスダンスのリズムダンス（ＲＤ）が行われ、初出場の「うたまさ」こと吉田唄菜、森田真沙也組（木下アカデミー）は、６４・３０点で９位だった。

　息の合ったステップ、ノリノリの振り付けで観客を魅了。初の大舞台を終え、吉田は「たくさんのお客さんの前で滑れて楽しかった」。森田は「会場の雰囲気も温かく、楽しい時間でした。点数はあまり出なかったので、見返して、次につなげていけたら」と語った。

　目標としていた第２グループ入り（上位５チーム）はならなかったが、貴重な国際大会でたくさんの収穫をつかむ。９日のフリーへ森田は「ロミオとジュリエットなので、会場全体を感動させられるような演技を」と意気込んだ。