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石川遼は5差11位に後退 大会最多4勝へ「巻き返すことに必死にならないと」

スポーツ報知 / 2024年11月8日 17時25分

4番ティーショットを放ち打球の行方を確認する石川遼。スコアを伸ばせず通算3アンダーの11位に順位を落とした(カメラ・今西 淳)

◆男子プロゴルフツアー 三井住友VISA太平洋マスターズ 第2日(8日、静岡・太平洋C御殿場C=7262ヤード、パー70)

 首位と2打差4位から出た石川遼(カシオ)は2バーディー、3ボギーの71と落とし、通算3アンダーで5打差11位に後退した。

 5番で3メートルを外してボギー先行。その後も惜しいパットが続きスコアを伸ばせず、折り返した。11番で初バーディーを奪い、14番では3メートルを沈めてスコアを伸ばした。だが、その後は16、17番のパットがともにカップに蹴られる不運もあった。「短めのパットだったので、決めたい距離だった」と肩を落とした。

 この日は第1ラウンドとは風が逆向きに。今年で16回目の出場となる石川は「この北寄りの風の方が難しい。難しいパー3の4番でアゲンストになっていましたし、そういったところでこの風は難しい」と首をひねった。さらに、今週は多くの選手が高速グリーンに苦戦。それでも大会3勝を誇る33歳は「グリーンのスピードは過去の優勝者とかはイメージがずっといいと思う。思ったラインで思った強さで行ってくれる」と自信を持ったパッティングができているという。

 首位とは5打差で週末へ進んだ。「全体的に悪くない。パターはほんのわずかな差だと思うので、全力で明日まで修正したい。ショットに関しても昨日よりは良くなったかなという部分もあったので、そこを引き続きよくできるように」と調整へ向かった。上位には石川を含め、歴代チャンピオンが名を連ねる。首位を走る金谷拓実、2位の今平周吾もその1人だ。「ここから巻き返すことに必死にならないと」と気を引き締め、大会最多4勝をつかみ取る。

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