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【女子野球】NPB3球団の女子チームが初のそろい踏み…東西オールスターは東軍が先勝

スポーツ報知 / 2024年11月9日 18時8分

7回、追加点となる適時打を放った西武ライオンズレディース・清水優花(中央)は一塁上でポーズ。左は一塁手の阪神タイガース・正代絢子、右は一塁コーチの巨人・東ここあ(カメラ・軍司 敦史)

◆関東/関西/大学 オールスターゲームズ・イン東近江第1日(9日、滋賀県東近江市ひばり公園湖東スタジアム)

 東西の女子硬式野球リーグ選抜チームによる「東西オールスター」が9日、滋賀県で開幕。第1戦は東軍が16―3と圧勝した

 コロナ禍で多くの大会が中止になった20年に、関東・ヴィーナスリーグと関西・ラッキーリーグの選抜対抗戦として始まった「東西オールスター」。今回は大学選手権の出場チームから選抜された大学選抜も加わり、東西同士は2試合、大学選抜とは1試合対戦する。

 東西の第1戦は初回、東軍が2死二塁で村田凪佐(西武ライオンズレディース)の先制打、続く東ここあ(巨人)の右越え三塁打で2点を挙げると、5回まで毎回得点。最終7回にも打者12人の猛攻で8点を加えた。東軍先発の巨人・小野寺佳奈は3回1失点、その後も竹村理(エイジェック)、里綾実(西武ライオンズレディース)、泰美勝(ZENKO)が西軍の反撃を2点で抑えた。昨年大会は阪神タイガースWomenが参加しなかったため、史上初めて西武、阪神、巨人のNPB3球団傘下の女子チームが一緒にプレーした試合となった。

 今回、初めて東軍の監督を務めた日本代表の中島梨紗監督(ZENKO)は、たまたま16安打と恵まれたとしつつも、イベントでなくしっかり未来につながるプレーをしてほしいと伝えた結果が出たと明かし、「代表選手の他にも結果を出した選手がいたので、リーグ戦で今年数字が良かった選手は、それだけ結果を出すと感じた。こういうところで力を出せるのは大事」と収穫を口にし、「明日も元気よく、もっと力を見せて欲しい」と期待した。

 大学選抜と西軍の試合も行われ、大学選抜が7―6でサヨナラ勝ちした。10日は大学選抜と東軍戦、東西の第2戦が行われる。

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