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青学大が宮古ハーフMでも上位独占 宇田川瞬矢が優勝 新人の黒田然と徳本陽も好走

スポーツ報知 / 2024年11月10日 19時44分

宮古サーモン・ハーフマラソンで好走した青学大(写真提供・青学大陸上競技部)

◆宮古サーモン・ハーフマラソン(10日、岩手・宮古市=日本陸連公認コース21・0975キロ)  

 今年1月の第100回箱根駅伝で青学大の10区を務め、優勝のゴールテープを切った宇田川瞬矢(3年)が1時間2分37秒で優勝した。前回の箱根駅伝1区9位の荒巻朋熈(3年)が1時間3分38秒で2位、エースの黒田朝日(3年)の弟の然(1年)が1時間3分47秒で3位、喜多村慧(4年)が1時間4分14秒で4位、駿河台大の徳本一善監督(44)の長男・陽(1年)が1時間4分17秒で5位と上位を独占した。

 青学大の原晋監督(57)は箱根Vメンバーの宇田川と荒巻について「宇田川は5キロから単独でゴールまで走り切り、昨季より1段階、レベルが上がりました。安心して復路の単独走を任せられます。荒巻は今季、やや出遅れていましたが、昨季のレベルに戻った。これからもっと上がってくるでしょう」と評価した。

 原監督はハーフマラソン初挑戦だった黒田然と徳本についても「1年生としてはまずまず。来季以降につながります」と及第点を与えた。黒田の父・黒田将由さんと徳本の父・徳本一善監督は法大時代のチームメート。2001年の箱根駅伝では黒田さんが1区3位、徳本監督2区2位と好走し「オレンジエクスプレス」を「編成」。その年、法大は5区の大村一さんが終盤まで優勝争いを演じた。黒田朝日はすでに学生トップレベルの選手に成長。原監督は「然も陽も名選手だったオヤジさんたちと同様の片りんを見せつつあります」と期待を込めて話した。長男・陽の奮闘を伝え聞いた徳本監督は「チームの迷惑にならないように頑張ってほしい」と息子に父ならではの辛口エールを送った。

 同日開催の世田谷246ハーフマラソンでも新人の安島莉玖(1年)が1時間2分55秒で優勝した。2位に平松享祐(2年)、3位に中村海斗(2年)、4位に佐藤愛斗(1年)、5位に本間創(2年)と下級生が上位を独占。連覇を狙う第101回箱根駅伝(来年1月2、3日)に向けて、選手層は厚みを増している。

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