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【侍ジャパン】辰己涼介が攻守で躍動 初対戦投手を打ち返す秘訣は「初対面の人とは相性がいい。野球にも生かされている」

スポーツ報知 / 2024年11月10日 23時19分

8回1死二塁、右越え適時二塁打を放った辰己涼介は塁上でポーズ(カメラ・上村 尚平)

◆ラグザス 侍ジャパンシリーズ2024 チェコ0―9日本(10日・バンテリンドーム)

 日本の辰己涼介外野手(楽天)が2試合連続打点を挙げ、最終回には好守備で完封勝ちに貢献。攻守で躍動した。

 3点リードの8回1死二塁。内角低めのスプリットを完璧に捉えると、打球は右翼手の頭上を越える長打となった。適時二塁打となり、二塁上でドジャースの選手が安打で出塁した際に決める「ヒップロック」ポーズを披露。この回、打者10人で一挙6得点の猛攻につなげた。

 5日の広島との練習試合から、3試合で8打数5安打5四球と勢いは止まらない。この日も初対戦の投手から巧みに打ち返し「よく初対面の人に人当たりはいいと言われる。長く絡んでいくと、コイツ面倒くさいなとよく言われるんですけど、初対面の人とは相性がいいので、そういったところが野球にも生かされていると思います」。国際大会の舞台でも辰己節は健在だった。

 守備でも魅せた。9―0の9回2死二塁では、クビツァの放った中前打を素早く捕球すると、二走のブベニークが本塁突入。矢のような送球でアウトにし、マウンドの清水を救った。自慢の強肩にも「ちょっと肩冷えてたんで、痛いです。しびれてる。もっといい球いくはずなんですけど、冷えていましたね」と反省の弁。「本戦はちゃんと準備できるように」と誓った。

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