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【大学野球】高校から5年目のバッテリーが勝利に貢献 吉開鉄朗「先輩たちが最高のバトンを」

スポーツ報知 / 2024年11月11日 15時16分

慶大・沖村要投手(左)と吉開鉄朗捕手

◆東京六大学秋季フレッシュトーナメント▽第1日 慶大6―3法大(11日・神宮)

 慶大が法大に勝利した。先発の沖村要投手(2年=慶応)が5回無失点と試合を作った。打線は9安打6得点と序盤からリード。吉開鉄朗捕手(2年=慶応)が3安打猛打賞だった。

 沖村はランナーを出しながら要所を抑えた。「調子自体はそんなによくなかった。しっかり耐えたピッチングができた」と振り返った。高校時代からバッテリーを組む吉開は「首を振ったり自分の意思を持って投げてくれていて。逆に『来い』っていう気持ちになる。そういうところが高校と変わって自信持っているな」と成長を明かした。

 早慶戦は慶大が2連勝。1勝でもすれば優勝という早大の胴上げを阻止した。吉開が「先輩たちが早慶戦2連勝という最高のバトンを託してくれた。第一線で引っ張っていけるような選手を目指したい」と語れば、沖村は「4年生が練習で雰囲気を作ってくれたり、優しくしてくれた。来年から上級生になるのでチームを引っ張って、練習からいい雰囲気でできるように自分から動いていきたい」と意気込んだ。今秋は5位に終わった慶大だが、早慶戦では下級生が躍動した。昨秋日本一の強い慶大を取り戻す。

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