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3大関は連勝スタート 新大関・大の里は難敵・王鵬に完勝…大相撲九州場所2日目

スポーツ報知 / 2024年11月11日 18時3分

王鵬(左)を押し倒しで下した大の里(カメラ・朝田 秀司)

◆大相撲九州場所2日目(11日・福岡国際センター)

 一年納めの本場所で自身2度目の賜杯を目指す大関・豊昇龍(立浪)は、小結・若元春(荒汐)を押し出し、2連勝とした。

 2006年夏場所の白鵬(現宮城野親方)以来の新大関Vを狙う大の里(二所ノ関)は、東前頭筆頭・王鵬(大嶽)を押し倒し、連勝。立ち合いは互角だったが、相手の引きに乗じて力強く攻め込んだ。

 大関・琴桜(佐渡ケ嶽)も、西前頭筆頭・平戸海(境川)を寄り切り、2勝目。今場所も一人横綱・照ノ富士(伊勢ケ浜)が初日から休場する中、3大関がそろって連勝スタートを切って幕内土俵を引き締めた。

 関脇・大栄翔(追手風)は、東前頭2枚目・若隆景(荒汐)に押し出され、1勝1敗。

 13勝以上で大関復帰目安の「三役で直近3場所33勝」に数字上は届く関脇・霧島(音羽山)は、西前頭2枚目・宇良(木瀬)に突き落とされ、痛恨の2連敗。今場所の大関再昇進への道は極めて厳しいものとなった。

 小結・正代(時津風)は、東前頭3枚目・阿炎(錣山)に突き出され、連敗。

 春場所で新入幕優勝を果たした再入幕の西前頭16枚目・尊富士(たけるふじ、伊勢ケ浜)は、同15枚目・時疾風(時津風)は寄り切られ、初黒星を喫した。

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