天海祐希 映画「ふしぎ駄菓子屋―」の特殊メイクは「３時間かかる。祖母に似ていた」

イベントに出席した（左から）番家天嵩、天海祐希、白山乃愛

　女優の天海祐希が１２日、東京・雑司ヶ谷鬼子母神堂内の駄菓子屋「上川口屋」で映画「ふしぎ駄菓子屋　銭天堂」（中田秀夫監督、１２月１３日に公開）の宣伝開店イベントに白山乃愛らと出席した。

　同作では、廣嶋玲子氏による、全世界累計発行部数８５０万部を突破した人気児童小説シリーズ「ふしぎ駄菓子屋　銭天堂」シリーズ（偕成社刊）を実写化。不思議な駄菓子屋「銭天堂」を舞台に、願いがかなう「ふしぎ駄菓子」を買った人々のてんまつを描く物語。

　主人公・紅子（べにこ）役を演じる天海は「特殊メイクには３時間かかる。（メイク後は）祖母に似ていました」と明かし「大人気のものを私がやっていいんだろうかと思った。（原作の）絵に寄せるのかとかいろいろと話しました」とオファーを受けた当時を振り返った。

　人気子役の番家天嵩（てんた）は天海について「すごいオーラがあって、紅子さんが目の前にある感じだった」と興奮気味に語り「（現場には）知らない駄菓子も置いてあって。ついつい食べたくなるような駄菓子があって、ぜ～んぶ欲しくなっちゃいますね。テストの内容がわかる（駄菓子）なんて夢みたい」とはにかんだ。

　撮影当時、特殊メイクが落ちないように、あまり食べないようにしていたら「どんどん痩せていった」という天海。「でも特殊メイクで顔がふくよかだから、痩せてることに誰も気がつかなかったんです！」と声を張っていた。